昨年はコロナもあり二年ぶりの田植えになりましたが、緊急事態宣言の延長や天候の心配もあり、直前まで開催できるか不安でした。当日は天気も持ち、無事に田植えをすることができました。
小さな苗からおにぎり一個分のご飯ができる話に子どもたちの目もどんどん輝き、“ほうほけきょ”って鳴いている鳥って何だっけ?と話をしながら、田んぼまでの草の道、あぜ道を裸足で歩いて行きました。足の裏から普段は感じない感触に五感がどんどん研ぎ澄まされていくような感覚がありました。田んぼに足を入れるとひんやりして歓声が上がり、盛り上がりました。
水の上に浮いているのはあめんぼ?と最初は恐る恐る見ているだけだった子も、オタマジャクシを手ですくって、足が生えているのを発見しました。泥んこの中で誰が一番足が速いかを競争をして、全身泥だらけになって転げまわりました。
ここからの本番である田植えは持久力のある子の大活躍でした。苗のかたまりから、細い苗を三本ほど取って、目印に沿って泥の中に根が生えるように丁寧に植えつけていく。声を掛け合って一体感が生まれ、最後までやりきった子達は、とても清々しい笑顔でした。早くも秋に稲刈りに行くのが楽しみになりました。
(いわちゃん 小3ママ)