10/15(日)にユース向けの「クッキング教室」を開催しました。講師は小学生向けにも料理教室を主宰されている、ヘルシー料理研究家の久保田真由美さん。子どもに教える際のポイント・メニューの考案・子どもたちに伝えたい大切にしている事など、今後に役立つ内容満載でした!食育に興味があったり、栄養教諭を目指している学生さん、栄養教諭1年目の社会人などの参加がありました。メニューは子どもたちと作る「秋のお弁当」づくり。料理を作りながら、その都度ポイントを教えていただき、質問にもじっくり答えていただきました。今回学んだことを、子どもセンターの「わくわく子どもキッチン」のサポートや、それぞれのフィールドで活かしてほしいです。次回は、2018年2月25日(日)小学生向けのクッキング教室のサポート実践の講習会です。お楽しみに!
10/15(日)10:30~14:30 会 場:子どもセンター メニュー:秋のお弁当づくり 講 師:久保田真由美さん(ヘルシー料理研究家/食工房 遊・乙女主宰) 対 象:高校生・大学生~25才 助 成:大阪市市民活動推進助成事業 ~参加者の感想~〇料理をするための基本から作るポイント・教えるポイント・流れ・片づけまで色んなことを教えて下さり、すごく勉強になる部分がたくさんありました。私自身、包丁やまな板の扱いや火を扱う時など、当たり前にしていたけど、子供からしたら、何が危なくて、という知らないことがあり、その教え方などはなるほどということが多かったです。一番大事だなあと思ったことは、何も言わないと言うことです。私自身すぐ人に聞いたり様子をうかがったりしてしまうので、自分で考える力をつけるためにも、何も言わずほめることもせず、というのは大事なことだなあと思いました。料理は作り方を学ぶだけでなく、自立していくための様々な力が身につけられる大切な事だと分かりました。食材1つでも作り方・切り方などでいくつも楽しめる、学べることがあり、楽しかったです。ごぼうをたたくなんて初めてで楽しかったし、固いのが苦手な人でも食べれるなと思いました。学校の課題でやっている献立も、1つ1つ対象者の事を考えるのがとても勉強になり、大切だなと感じました。調味料でも、これしか使えないではなく、どれだけ使わずに作れるかを大切にしていきたいです。(大学2回生) 〇「ユースクッキング」と聞いて、どんな感じなのだろうと楽しみに来させてもらいました。子ども達に教える時のポイントや料理の楽しさをたくさん教えて頂けて、とても勉強になり、私自身楽しませていただきました。包丁の持ち方だけでなく、置き方、運び方など、子ども達が疑問に思うような点や危険な点などは、口で伝えるだけでなく実際に示すことで、子ども達が自分で考えて気を付けることができるようになるのだとおっしゃられていたのが印象に残っています。料理をする楽しみや、食べることの喜びを伝えていくことが大切だと感じました。お弁当の時間が楽しみになるような、かわいくてカラフルなお弁当が作れて楽しかったです。子ども達に伝えられるように頑張っていきたいと思いました。(大学3回生) 〇とても楽しいクッキング教室をありがとうございました。先生が明るく楽しく話して下さり、わいわいしていて、いつも(小学生クッキング教室の)子どもたちもにぎやかに楽しんでいるんだろうなと想像できました。簡単でシンプルなレシピで、子どもができることがたくさんあって、子どもキッチンに活かせそうなことをたくさん学ばせてもらいました。調味料・食材にこだわっておられて、本当においしいものを子どもの頃から舌で覚えたり、五感をつかってみんなで楽しんで食べるという料理の経験は、大人になってからも役に立つと思いました。自分の子どもができたら、こうやってみんなでやるクッキング教室にぜひ参加してほしいと思いました。お弁当づくり、家で一人だとなかなかできないけど、大人数でわいわい考えたり楽しんだりしながら作って食べれて、とてもよい経験でした。たくさんの品数が同時進行でできあがって、進行もスムーズですごいなと思いました。ぜんぶ子ども達目線で、子ども達の気持ちで考えられていてすばらしいです。(大学4回生) 〇数多く調理をさせてもらえて満足度が高かったです。どれも簡単で美味しくできました。ただ料理を教えるだけでなく、子どもたちの自立心や協調性を育てることを意識して教えておられると聞いて、驚いたと同時に、食のパワーを改めて感じました。簡単に食べられる食品がどんどん増えていく世の流れに負けずに、学ぶキッズクッキングが続いていけばよいなと思います。(大学院1回生) 今回学んだ中で、今後の実践で役に立ちそうなポイント(技)を教えて! 〇ゴミ入れづくり:自分たちでゴミ入れを作ると、ゴミも丁寧に扱う。 〇食材「材料はきっちり計ってるからね」と言うと丁寧に扱ってくれる。 〇料理を教える際に気をつけること(包丁の使い方など)・子どもとの向き合い方(すぐに答えを教えるのではなく、考えさせる力をつける、など) 〇ごぼうの洗い方:アルミホイルをつぶしたものでこする。余分な栄養を落とさないで済む。 〇ごぼうの切り方:すりこぎでたたいてつぶす。たたくことで固さに気づく+楽しい。 〇野菜の切り方:野菜はなるべく皮ごと使う。 〇危険なことの教え方:その場で見せてあげる。子どもたちに気づかせる。 〇先生の教え方:見守る。口出しはしない。口出しは危険な時だけ。「がんばれ!」は言わない。がんばれと言うことで、その言葉を待つ子どもがでてくる。 〇まな板のおへそと自分のおへその位置を合わせて立ち、まな板のおへその上で切る。 〇あえて口出しはせずに見守ることで、子ども達自身の成長につながる。 〇臭覚を使った学び:ごまをすることで、すごい香りが生まれる。今まで食べものの素材の味を学ばせたりすることはあったが、香りには注目していなかったので。 〇片づけのことなども事前にしっかりと全体の流れを説明する・・・片付けも料理の一部だということをすりこませる。
by kodomo-a
| 2017-10-21 15:44
| お助けマン
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