6月中旬 一泊二日で「田植え合宿」を行いました。兵庫県のNPO法人棚田LOVER’ S さんのご協力のもと、幼児から小学生の親子で体験。思いっきり自然を満喫した二日間でした。
参加メンバーの感想を順々に掲載していきたいと思います。
田植え一日目から天気は怪しく、子どもたちの集団プログラムにある「どろんこサッカー」が行えるのか、心配でした。しかし、そんなことはどこ吹く風と雨の中一生懸命遊ぶ姿は、遊び心を解放し、自然と友好を深めていると感じました。その時私は、子どもたちの姿に少し驚きました。何故なら、もっと泥のぬかるみに困惑したり、底見え無さに気味を悪くしたりするんじゃないかと思っていたからです。
その後、お風呂屋さんも寒い思いをした子どもたちを体の芯から温めてくれました。湯加減はとてもよかったです。
夜は、バーベキューや焼きそばとボリューム満点な夕食をたべ、蛍探しの軽い探索の時間も皆大興奮の様子でした。懐中電灯をウィンカーに用にチカチカすると、蛍がよってくるという一人のお母さんからの助言を聞き、一心不乱に蛍を呼んでいました。一度、一人の子どもが蛍を捕まえ、皆でしっかりとその実物を見ることが出来ました。こどもたちの中には、蛍を生で見るのは初めてという子もいたので、これもまた、よい体験になったのでと感じました。
田植えに於いて、子どもたちが「お米ってつくるの大変なんやなあ」という言葉が出た時点で、この体験には大きな意味があったと感じます。どういう風にお米が出来るのか、きっと文章などでは知っている子でも、実体験を伴って初めて本当の理解が得られたのではないかと考えます。
宿出る時に掃除をしたことも、借りた場所を綺麗にして発つという一つの礼儀として、子どもたちの心にジン割と刻むことが出来たのではないかと思います。
そして、子どもたちだけでなく、私自身もこれらの体験でたくさん得るものがありました。(ユース 夏生)