6/2(日)公演
人形劇「オズの魔法使い」について、毎日新聞に掲載されました。
NPO法人「子どもセンターあさひ」(大阪市旭区高殿6)が6月2日、同市
中央区北浜東3のエル・シアターで、東京の人形劇団プークによる人形劇「オズ
の魔法使い」を上演する。
プークは1929年創立の老舗劇団で、東京・新宿の専用劇場を拠点に全国各
地で公演をしている。同NPOは、子どもたちを異年齢の集団で育てることで、
多様な価値観を身につけさせようと、旭区の保護者を中心に02年に設立した。
05年には「子どもが安心して遊び、学べる場を」と2000人以上の市民から
寄付を集め、伝統的な日本家屋を建築した。
会員は同区や都島区、吹田市などの幼児と小学生ら約170人。週末にキャン
プや田植え、料理などを体験している。また幼いころから本物の文化や芸術を味
わわせて想像力を育もうと、年に数回、オーケストラの鑑賞会なども開いている。
事務局長の宮本和佳さん(36)は「府では文化予算が次々と削られているが、
本物の文化や芸術を見せてあげたい」と話している。午後2時開演。一般は28
00円(3歳以上)。問い合わせは同NPO(06・6951・0055)
【田中博子】