今回のワークショップは色糸アソビ。それを指導してくださったクドウさんとの出会いは、手づくり市でのことでした。そこで出展されていた作品に見惚れ、どうすれば作れるのだろう。こどもたちにもできるだろうか、と考え相談を持ちかけたのが始まりでした。
クドウさんのこどもたちに対する接し方はとても堂々していて、説明も明白に伝わっていると感じました。その中でこどもたちは、織りと編みの違いを知りました。今、自分の着ている服は織りであるか編みであるかを鼻息荒く追究する姿は、知ることの面白さを体現していました。
3人2チームで、協力して作り始めます。最初は、思い思いに持参した古着や布をビリビリと裂き始めました。それを織りの素材にしたのです。織りの出来上がりを考え、組み入れる色を考えるチームもありました。
最初は足ふきマットとして織りはじめました。別れて作り、最後には繋げて完成!と いう思惑でした。しかし、みんなで作った物を汚くするのは、とても嫌だ。というこどもたちの意見があり、それはそうだ。とこどもたちと話し合い急遽、食器置きとすることで落ち着きます。
そんなこんなで完成した。変形型食器置きマット。色にこだわりを持ったり、完成品はこうしたい!と意見がでたり、愛して作ったのだなと感じた制作でした。
今回の講師
さき織物作家 色糸アソビ クドウトモコさん
子どもセンターでは今年4月より
若手ものづくり作家「てづくりぽっけさん」たちと子どもたちの出会い 交流イベント
「てづくりぽっけ市」 がスタート!
またクドウさんと クドウさんの作品たちと出会える日がたのしみです。