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設立10周年 お祝いのメッセージ

子どもセンター建設時に呼びかけ人としてご協力いただいた方々や、講演会などでお世話になった方から、お祝いのメッセージをいただきました。
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アグネス・チャンさんは、子どもセンター建設時に 講演会をしていただきました。


設立10 周年、おめでとうございます。
子どものための文化センターとしてさらに大きく羽ばたいて下さい。
有原 誠治 (アニメーション映画監督)



 子どもセンターあさひNPO法人化から10 周年、皆さまのたゆみない努力の
たまものと心からお祝いと連帯のごあいさつを送ります。

 過日、お話にうかがった時も感じたことですが地域の親と子の文化やイマジ
ネーションを育てる役割を、ごく自然に楽しく果たしているスタッフが若者たちを
育てる場にもなっていることを目のあたりにして、心強く思いました。
特に現在、橋本府政のもと平和と未来をあくがれる子どもたちの心を、学校で
守れなければ地域が、文化で育むしかない、とつくづく思います。
幼児から育まれた良い文化を通じて人間の喜怒哀楽を理解し共感する情操は
育つのです。

あの戦禍のあと15 才で大阪に生活した私がアルバイトをしたお金で文楽座の
立見で日本の文化が生きていることに涙したのを思い出します。
詩を書く志しも、よい文化にふれることから「日本の言葉を枯らすな。はらから
の情(こころ)を伝えるために」という意志になったと思います。
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 「あさひ」の皆さんが大阪を「日本中の子どもたちの心をすこやかに温かく育てる文化の起点」になってくださることを心から願ってやみません。
小森 香子 (詩人)

*2010年2月に講演会をしていただきました。


 子どもも参加する歌舞伎!──子どもセンターあさひ設立10 周年にぴったり
の、すばらしい企画ですね。だって、歌舞伎とは「うたとおどりのわざ」。 
子どもはみな、歌と踊りが自然にできちゃうのですから。
僕もよく知っている前進座の皆さんと子どもたちが一緒に作るステージは、想像
するだけでワクワクしちゃいます。
子どもたちの前に広がる平和で明るい未来のために、この公演が価値あるマイ
ルストーンになることを、心から信じ、応援しています。
池辺 晋一郎 (作曲家)



こどもは文化を食べながら成長するのです。いい音楽や文学や芝居を食べた
子どもは、豊かな情感と人間的なこころばえの若者に成長します。
 私も好きな前進座です。大勢観てくださり、歌舞伎の楽しさを味わってくださっ
たらうれしいことです。
木津川 計 (雑誌『上方芸能』発行人)


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NPO 設立10 周年おめでとうございます。 
現在、文化に厳しい大阪で、子どもたちの良き文化の維持に益々のご発展をお祈りいたします。  
茂山 あきら (狂言役者)

*2010年12月に舞台鑑賞「狂言の会」を公演していただきました。


子どもセンターあさひ設立10周年おめでとうございます。舞台鑑賞や体験活動
など、親と子がともに学びあえる大きな家族を目指して、さまざまな取り組みを
されているとうかがいました。今の時代、そのような活動の積み重ねはますます
困難さを増しています。そんな中続けてこられた10 年の活動、また次の世代
へ運営を引き継いでいこうとされていることなど、皆さまの努力に心より敬意を
表します。

 オペラシアターこんにゃく座は昨年創立40 周年を迎えました。こんにゃく座より
40年先輩である劇団前進座は、昨年80 周年を迎えられました。その前進座が
現代の子どもたちのために創作した歌舞伎を、今回10 周年記念公演として取り
組まれるとのこと、公演のご成功をお祈りいたします。

 最後に、昨年6月にお取り上げいただきました 『ねこのくにのおきゃくさま』 の作
曲者であり、こんにゃく座の芸術監督である林光さんが、今年1 月5 日に亡くなら
れました。『ねこのくにのおきゃくさま』は林光最後のオペラとなりました。
子どもセンターあさひでの公演は、客席の集中力、また反響が生き生きしていて
強く印象に残っています。観客の皆さんによって、作品も出演者も育てられます。

設立10周年 お祝いのメッセージ_e0114963_17382059.jpgこれからも、刺激的で創造的な良い関係を続けていくことができますよう、そして子どもセンターあさひのますますのご発展を願っております。
萩 京子
 (オペラシアターこんにゃく座代表・音楽監督)

*2011年6月に舞台鑑賞「オペラ 『ねこのくにのおきゃくさま』」を公演していただきました。


3.11 の東北大震災と原発事故は私たちにいろいろなことを考えさせました。
命とは何か、現代の文明とは何か…。
私たち大人は、自分たちの豊かさや便利さだけを求めて、子どもたちの未来や、
将来の地球のことを考える視点が足りなかったと反省しなければなりません。

子どもたちが、未来の地球を考えられるような人間に育つためには、幅広い視点
と、自由な発想が必要です。心優しい感性を持つ子どもを育てるには、競争意識
を煽るのではなく、自由で豊かな文化を大切にする教育が大切です。
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「こどもセンターあさひ」のような活動が今こそ求められているのだと思います。
松本 猛 (絵本・美術評論家、ちひろ美術館(東京・安曇野)常任顧問)

*2010年7月「いわさきちひろ複製画展」でお世話になりました。
by kodomo-a | 2012-02-07 17:56 | 舞台鑑賞
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