コンロやホットプレートで 点火・火かげんのワザをマスターした2才〜小学3年生の子どもたち。 ついに子どもセンターをとびだし、はじめての炭火やきにチャレンジです。
1かいめは 火がすぐきえてしまい、どうしたらもっともえるのか みんなでそうだん。 「ワラとかもえやすいのを一ばん下にして、すみとかを上にしたらいいんじゃない?!」 と小学生が大はっけん! はっぱひろい隊もしゅつどうし、小さい子には小学生が教え、2かいめにはみごと、大きな炎がもえ上がりました。
すこしずつ うでの力がつよくなってきたのか、カタいおやさいも きれるようになってきました。
大人の分が足りなくなるほど、いつもよりもりもりたべました。
「みてみて!」 「ほんまや!」 「なんかおる!」 「なんじゃこりゃー!」
自然の中には、子どもたちのわくわくするものがとにかくたくさんあって、はじめは 「かぞくごっこしよー」 といっていた子も、いつのまにか小川あそびにむちゅうになっていました。
☆見守り隊の感想☆
ついつい、大人が手を出してしまいがちな作業が多かったけど、子どもたちと、スタッフさんで、立派に作り上げたという気がします。
出来上がりの良し悪しよりもそれまでの過程が、子どもたちの試行錯誤で進めていけたのが子どもの中で何かがうまれたと思います。 なかま意識もより深まったのではないでしょうか。
~ユースのふりかえり~ 初めて会ったときは自分のことだけしていた子が、小さい子がはぐれそうな時に追いかけてくれたり、おとなしくて意見をゆずることの多かった子が、ぶつかってもはっきり自分の意見を言えるようになっていました。
2才の子は、初めは集団からはぐれることが多かったですが、少しずつ、自分から戻ってくることが多くなり、最後は年上の子どもたちを 「こうならんで!」と一生懸命並ばせてくれていました。 たった半日に起きた変化に驚きました。
今後の取組みでは、子ども達が自然に触れ、心躍る機会をもっとつくりたいです。そして自分をだせるようになった子が、誰かに従う・従わせるという関係になってしまうのでなく、デートDVのセミナーでも学んだ 「自分も相手も尊重し認め合える関係」 になるためには、まだ私達のサポートが必要です。 まずは私達自身が、ちょっとした疑問や悩みを出し合えるチームになり、子どもの喜びや困っていることに気づける力をもっとつけていきたいです。