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いわさきちひろ複製画展 2日目 講演会

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☆ 松本由理子さん講演会に参加して ☆

○ 子供の頃、国語の教科書表紙はちひろさんの絵で、とても好きで、ブックカバーをかけて大切にしていました。 それほど、心に残る素敵な絵だったのだと思い出します。 今日のお話を聞き、ちひろさんが、とても身近に感じられ、絵の技術の中にたくさんの思いが込められていることに感動しました。
歴史はくり返す…といわれているくらい戦争は遠い昔話ではないと、ちひろさんの絵を見て、あらためて感じました。 また、美術館にも行ってみたいと思います。 (女性)

○ 今日、お話を聞かせて頂くことは、とても楽しみにしていました。 
私は以前は、いわさきちひろさんの絵は嫌いでした。 子どもを産んでから、なぜだかわかりませんがとても好きになりました。
今日のお話を聞いて… 私の心がさみしかったから、ちひろの絵はさみしい感じだから嫌いと思っていたのかも知れないことに気づきました。 子どもを産んで育てることを通して、愛おしさを知り、ちひろの絵が好きになれたんだと思いました。
自分の生き方は親からうけつがれ、その親もまた親からうけつがれてしまいます。 でもその中で、まちがいに気づけたとき、不幸が減り、幸せに近づけそうな気がします。
今日は、また自分を見つめなおすことができました。 ありがとうございました。 (女性)

☆ 複製画展に参加して ☆

○ 今回、いわさきちひろさんの複製画展に参加できて大変嬉しく思います。 学校の授業の中でも、いわさきちひろさんが取り上げられていて、とても印象に残っていたのを覚えています。 今は、大好きなアーティスト(芸術家)の一人です。
いわさきちひろさんの絵は、あったかくて、優しくて、凛とした強さがあり、見る者の目を惹きつけ、まるで対象者(絵の中の主人公)になったかのような気持ちにさせられます。 亡くなっても尚、多くの人々を魅了する理由がそこにあるのかもしれません。
私が好きなのは海とふたりの子ども、王子を想う人魚姫、やぎと男の子、母の日、子犬を抱く少女です。 海とふたりの子どもは、淡い色合いで描かれている海がとてもきれいで、海をうまく表現しているなあと感じました。 浅いところで緑色で、王子を想う人魚姫は、不思議と幼いときの自分と似ているような... そんな感じがしました。 やぎと男の子のあったかい・優しい色合いが好きで、母の日はおいを重ねてみたり、子犬を抱く少女は、絵本の中の手紙を読んで、昔飼っていた犬が亡くなったときの自分と重ね、泣きそうになりました。
いわさきちひろさんの絵本や絵は、誰もが自分や他人を重ねてしまう、そんな不思議な力を持っています。 戦火のなかの子どもたちの作品は、胸にズーン!!と入ってきて、涙が止まりませんでした。 想像すると、痛みや悲しみが伝わってきて、“しあわせとは何か”について深く考えさせられます。
講演が聞けなく、大変残念ですが、いわさきちひろさんの美術館にぜひ、足を運んでみたいと思っています。 素敵な画展をありがとうございます。v>_<v (20代女性)
by kodomo-a | 2010-08-03 10:30 | 講演会
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