例年好評の藤森先生のおりがみセラピー。今年から2カ月に1回、教えていただけることになりました!
先生の子どもの頃は戦時中で、今のようなたくさんのおもちゃなどはなく、よくおりがみをしていたそうです。また、粉薬を包んだ「洪庵包み」も、一つ一つ手折りされていたとか。 大阪・船場に私塾をひらいた蘭学者・医者として知られる緒方洪庵が発明したその「洪庵包み」は、おりがみの原点ではないかと言われています。
30年ほど前に小学校に教えにいっておられたこともあるそうです。ある時、反応がとても良い子がいて、おりがみ助手をしてもらって一緒に考えながらやっていました。休み時間もイキイキとおりがみで遊び、他の子にも教えてあげていたそうです。すると驚いたのは担任の先生。実は普段その子はどうしようもなく暴れん坊で勉強も手につかなかった子だったそうです。
藤森先生は、子どもと関わるおとなに、おりがみを通して子どもの力を引き出せるようになってほしいと願っておられます。
しかし最近は、その大人自身におりがみが伝承されていないことを感じることもあり、このままでは日本のおりがみ文化が滅びてしまうと危惧もされていました。
子どもは、ほめられたり肯定的に認められたりすることを、いつでも待っています。
普段なかなかそのチャンスが見つけられなくっても、おりがみをいっしょにやってみませんか。きっと子ども達の笑顔と力に出会えることでしょう。
そのためにはまずはおとながおりがみ大好きにならなくっちゃ!お父さんお母さんもぜひご参加ください。
次回
☆ おりがみセラピー part2 ☆
5月29日(土) 会員は無料です!