5月31日は指導者養成講座「絵本の読み聞かせ」です。
先日講師の村川京子先生を訪ねました。
「何をよんであげれば…」 「上手に正確に歌えないから…」
そんな疑問や不安に先生はこんなふうに語ってくださいました。
「本も海。歌も海。数ある中で選ぶのはほんの1しずく。 だけど“私はこれがすきで何回もよんでたんだよ”“一生懸命選んだよ” そんな心の中にある1冊、相手を思う気もちがとっても大切なんです。 他にはないハチャメチャソングだっていいんです。」
情報化社会に生きる私たちはいつの間にか 子どもを育てることに焦ったり窮屈になってしまっていたのかもしれません。
きっとこどもたちの力も生命力あふれる大海の様に深く無限大なんだと思います。
目にみえる海面の姿を見続けてあげながらも それだけにとらわれないこと
「変なの」の一言で芽を枯らせてしまわないこと
あるがままの伝え合いを一緒に楽しむこと
そんな自然な関わりは子どもや私たちに何をもたらしてくれるのでしょう。
読み聞かせを通して私たちそれぞれができることを一緒に学びましょう。
6月のオペラと歌のステージ「注文の多い料理店」に向け 宮澤賢治の作品のたのしみかたもお話してくださいます。
一生涯私たちに関わり続けるであろう「読むこと」についての講座が続いています。 ぜひ継続してご参加いただき 学びを深めていただけたらと思います。