簡単そうで、いざやってみるとあれあれ・・・鶴ってどうだったっけ?
小児科医、藤森先生のもとに来診される子どもたちは、おりがみに夢中になります。
上手に折るコツの一つに、折り目を爪でしごくというのがありますが、爪を噛むなどで深爪になっている人はしごけないだけでなく、指先を支える力が弱まり感覚が鈍くなってしまうそうです。
有名な形でも、より綺麗に分かりやすく折れる方法があることを、目の見えない方に教えておられる経験から学ばれたそうです。
次々と飛び出すネタパレードに、講座終了後も先生のもとには保育士を目指す学生さんや現職の先生方が集い、熱心に覚えていらっしゃいました。一日中やりたかった!という声も。
最近は保護者のおりがみ離れもみられるそうですが、集中力、創造力そして笑顔をひき出すおりがみの魅力をいろんな人と感じ合い、伝え続けていきたいですね。
<参加者の感想>
○折り紙に繊維の方向があるなんて知りませんでした。なので、とても驚きました。少し難しい折り紙もありましたがちょっとした達成感がありました。 いろいろ勉強になり来て良かったです。 (10代学生)
○動く折り紙の楽しさ実感しました。 私も家で“くちびるくん”など作って楽しんでいますが、現場の学童保育では「欲しい」という子はいても自分で折って作る子が少ないです。 レパートリーをふやして一緒に楽しめるようになりたい。先生の講習でその思いを強くしました。 (50代女性)